早春の俵山に登る(親子で登山)
◆98年 4月(NO.30)
 
 3月初旬の土曜日、暇を持て余している小6の次男を連れて阿蘇へ向かう。春の気配は感じるものの風はまだ肌寒く、暖かい食事と温泉が頭にうかぶ。阿蘇大橋を渡り30分程車を走らせると、高森町の奥まった林の中に地鳥の炭焼きの店『らくだ山』が見えてきた。店の裏山の雑木林で放し飼いにされた、地鳥の肉が特製のタレに漬け込まれて出てくる。囲炉裏の炭火で焼きながらハサミで切って食べるのだが、ひたすら噛み噛み………………………。一週間分口を動かしたようでアゴが疲れてしまった。食事の後はすぐ近くの温泉で星を見ながら露天温泉につかる。翌朝、新鮮な空気を胸いっぱいに深呼吸のあと、山頂を目指していざ出発。町中では見ることのない霜柱をザクザクと踏みながら約1時間半歩いて山頂に着くと、山の北側の木々に樹氷が朝日に照らされてキラキラ。霜柱は樹氷は、どうしてできるのかの質問に答えながら足元のフキノトウに春を感じる下山でした。(k)
阿蘇南外輪

フラメンコ教室 (久留米国際文化交流くらぶ)