吉野ヶ里遺跡
◆99年11月(NO.49)
 弥生時代を中心とした総面積40万平方の、日本でも有数の大規模遺跡です。テレビ等で時折にニュースになりますが、久留米からは以外と近いのです。JR長崎本線神崎駅より徒歩で約20分、車だと長崎自動車道の脊振ICよりすぐです。現在は竪穴式住居や高床式倉庫・物見櫓・展示館などの整備も進んでいて、一般の人も気軽に見物出来ます。この遺跡は中国の歴史書『魏志倭人伝』に記された、古代日本の都市国家を思わせる雰囲気があります。遺跡は現在も発掘が継続中で、縄文後期の遺跡も見つかり歴史的価値が増しています。二重の濠で囲まれた環濠集落跡や墳丘墓を見ていると、古代人の生活の温もりを感じてきます。現代の様な文化的品物はなくても、みんなで協力し合って心豊かに生きていたのかも知れません。
佐賀県吉野ヶ里

フラメンコ教室 (久留米国際文化交流くらぶ)