門司港レトロ
◆00年11月(NO.61)
 バナナのたたき売り発祥の地でもある門司港は、今、レトロ感覚で遊べる観光施設いっぱいの港町です。門司港は、明治22年に国際貿易港として開港され、当時は大陸貿易の基地としてたくさんの人達で賑わいました。それから100年余り、昔の町並みを残した懐かしくて新しい観光地として蘇っています。レトロとは英語の(懐古的)を略した言葉で、昔を残した懐かしい門司港という意味でつけられたそうです。門司港レトロの見所は、明治、大正の時代を代表する洋館(旧門司税関、旧大阪商船、旧門司三井倶楽部)、門司港クルージング、食べ歩きなどですが、観光スポットの範囲があまり広くないので、こども連れでもゆっくり見物できるところが良いと思います。天気のよい日は目の前の桟橋から洋上クルージングが楽しめます。円盤型の宇宙船を思わせる遊覧船で、関門橋や巖流島周辺をクルージングします。食事やお土産は港ハウスや海峡プラザがあり、きっと気に入ったお店が見つかると思います。入場料がいらないのが有り難い。
北九州市門司港