ひ き つ け
 
 生後6か月〜4歳くらいの乳幼児は、いろいろな原因でひきつけ(痙攣)をおこすことがあります。小児期前半は脳が急速に発達するため、脳の未熟性と脳代謝が盛んなことがひきつけを起こしやすくしています。ひきつけは高熱によるものが最も多く、約1割の人が一度は経験しているようです。

 その他のひきつけで繰り返し起こるものは、潜在的な病気が起因している場合もありますので、脳波測定など専門的な検査が必要です。

熱性けいれん インフルエンザや扁桃炎・突発性発疹などに罹り、38℃以上の高い熱が急に出たときに起こります。けいれんは体がガクガクしたり手足が硬直することもありますが、たいてい数分間で治まります。

 あわてずに衣服をゆるめて涼しい部屋に寝かせて熱を下げてください。吐くようでしたら体を横向きにして、吐いたものが喉に詰まらないように注意が必要です。
 けいれんを起こしやすい子供さんは、発熱の度にけいれんを繰り返すことがありますので、抗けいれん剤を備えて対処しましょう。受診の際にご相談ください。

その他のけいれん 熱性けいれん以外で子供に多いのは、てんかん・憤怒けいれん・点頭てんかん・脳性マヒ・髄膜炎・日本脳炎などがあげられます。
それぞれにけいれんの内容も異なってきますので、診察の際にけいれんの様子や、何分くらい続いたかなど詳しく伝えてください。

 けいれんが10分以上続いたり目覚めたときの様子がおかしい。体のマヒが治らないなどの場合は髄膜炎や脳炎の心配もありますので、急いで救急車を呼んでください。

あわてず対応しましょう!