◆2002年 5月(NO.79) 　 もれずに受けよう、予防接種 　赤ちゃんはお母さんからある程度の免疫をもらって生まれてきます。でも、これは数か月で失われてしまいます。そのため、乳幼児の間に予防接種を受けて自己免疫をつけ、感染症に対する抵抗力を高める必要があるのです。 　今年度の久留米市の『こどもの予防接種』予定表が、市政だよりと一緒に配布されました。小さいお子さんをお持ちの方は、この時期に年間の接種予定をつくって、接種もれのないようにしましょう。 　公費で受けられる予防接種のなかで、三種混合・二種混合・麻疹・風疹は年間を通じて受けられます。また、日本脳炎は今年度から接種期間が延長され、５月〜10月までになりました。日本脳炎は接種の回数も多く、夏場の接種は混雑していましたので、ゆとりを持って受けてください。 　これらの接種は市内の医療機関で個別に受けることが出来ますが、各医療機関は感染予防のため、接種の時間帯を指定していることろも多いようです。接種を受けられる際は確認のうえ受診しましょう。 　ポリオ、ツ反、ＢＣＧは集団接種で実施されます。接種の時期や会場が決められていますので、市の広報などのお知らせにご注意ください。 　当院の予防接種は、毎週／火・水・木曜の午後２時〜３時の間に、一般の患者さんと分けて実施しています。毎月の接種予定日は『あいあい通信』や院内掲示板をご覧ください。接種はワクチン手配やスタッフ配置の都合上、予約を受けて実施していますので、予め都合の良い日の予約をお願いします。 　尚、接種に際しては予診票の記入とサインが必要です。母子手帳をお忘れなくお持ちのうえ、お子さんの健康に詳しい保護者がご同伴ください。