◆急性胃腸炎 |
幼児や学童に多く、腹痛・嘔吐・下痢があります。アレルギー性の場合や、寝冷などで胃腸が弱ったときに、水分の取り過ぎや消化の悪いものを食べたりしても起こります。 |
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◆食中毒 |
約8割が細菌性の食中毒です。カンピロバクターやサルモネラ菌など、幼児期になると生物も口にするので注意が必要です。食材は新鮮なものを選び、とくに乳児期は卵の殻に付着した菌からの感染にご注意ください。調理器具の消毒や手洗いも、この時期は十分注意しましょう。 |
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◆腸重積症 |
2歳以上の男児に多く、突然青白い顔になって断続的に腹痛を繰り返し、嘔吐もあります。原因は腸が腸の中にもぐり込むもので、手当てが遅くなると命にかかわります。この様な症状は至急の受診が必要です。 |
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◆便秘 |
母乳不足や糖質・水分・繊維質不足でも見られます。お腹が張って機嫌が悪く、いきんだり、おならが出る、などがあれば便秘かも知れません。また、乳幼児には先天性の病気を伴った便秘もありますので、繰り返すようであれば診察を受けましょう。 |
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◆先天性の病気 |
先天性巨大結腸症は下部腸管神経がなく、下部の腸管が収縮している病気です。自然排便がなくお乳の飲み方が悪く嘔吐があります。便が溜まるのでお腹がパンパンに腫れてきます。先天性肥厚性幽門狭窄症は、幽門筋が肥厚しているものです。生後2〜8週頃にお乳を噴水のように吐いて、脱水や栄養失調を起こします。 |