あいあい通信



 みんなをつなぐ情報誌
2008年8月1日 NO.154
編集■発行/いむた小児科
TEL: 0942−30−7611

  CONTENTS
予防が大切、食中毒
小児のくすり/図書室だより
高原のキャンプ場A
今月の診療予定/予防接種
 
予防が大切、食中毒
 
 

 食環境の変化で年間を通じて発生が見られるようになった食中毒。とくに夏場は気温や湿度が高くなって菌が繁殖しやすいため、発生件数はピークに達します。食中毒を起こす原因は色々ですが、大半は細菌性の食中毒。そして、患者の大部分が乳幼児から高校生までのこども達です。この時期は、菌を持ち込まない、増やさない、殺菌する、で食中毒を予防しましょう。

 細菌性の食中毒の特徴は下痢を伴い、原因菌によっては腹痛・嘔吐・発熱などの症状も加わります。とくに小さいお子さんは体力に余力がないので、激しい下痢や嘔吐で脱水症を起こすことも。治療は点滴や抗菌薬投与が必要な場合があります。食中毒が疑われるときは早めの受診を心がけましよう。
    食中毒を起こす細菌   
  ◆カンピロバクター
  こどもに多い食中毒菌で、激しい腹痛や下痢が特徴。鶏肉やペットからの感染に注意しましょう。
  
  
 
 
                                       
   
 ◆サルモネラ菌
  イヌ、ネコ、トリなどの腸にいる菌が食品などを介して人に感染します。けいれんやショック、血便などを起こして重症になることも。   
 ◆腸炎ビブリオ
  主に魚介類から感染。生で食べる生鮮食品は新鮮なものを選んで、時間が経ったものは必ず火を通しましょう。                      
 ◆病原性大腸菌
  生肉やミンチなどに菌が多い。重症化するO−157もこれに属しますので、しっかり火を通すことが大切です。
  加熱、手洗い、消毒が基本
  家庭では手洗いと台所の消毒乾燥。小さいお子さんは生物に十分注意して、焼肉などは焼き具合をしっかり確認しましよう。