日射病と熱射病
 
体内の熱の放散が不十分になり、熱が体内にこもって引き起こすもので、炎天下のもとでの『日射病』と、室内や車の中など(高温・多湿・無風の車内で)の『熱射病』とがあります。頭痛・耳なり・めまい・あくびなどがあり、体温が40℃を越えた場合、手当てが遅れると半数は死亡するといわれ油断は禁物です。

症状に応じて至急手当てを
ふらふらや、めまいなどの症状が見られたら、冷房のきいた部屋や風通しのよい場所に寝かせます。衣服を脱がせて、冷水につけたタオルなどを体にあて、体温を下げてください。ときにはお風呂に水を入れて全身をつけ、マッサージなどをして体温を下げる場合もあります。また、弱塩水や果汁をたくさん飲ませることも体温を下げるのに有効です。症状が重く意識障害やケイレンがあるときは、急いで救急車を呼んでください。

予 防
真夏の炎天下では長い時間遊ばせないこと。外では必ず帽子をかぶる習慣をつけてください。たくさん汗をかいたら、麦茶や清涼飲料水を飲ませるのが良いでしょう。また、最近は車の中に乳幼児を残しての事故が多発しています。真夏の車では短時間で温度が上昇しますので、ちょつとの時間でも車から離れるのは禁物です。とくに日本の夏は高温多湿なので、体温が上がっても発汗が悪く体内に熱がこもりやすいのです。 冬場は締め切った部屋での暖房の入れっ放しも落とし穴です。厚着・強暖房・換気不足で、脱水症状を引き起こす場合もありますので、時々は窓を開けて換気を十分に行ってください。